ボールペンで字がうまく書けない理由について紹介します。
大人になると、シャーペンや鉛筆よりも、ボールペンで字を書く機会が意外と多くありますよね。
でもボールペンはインクが滑りやすく、思うように字が綺麗に書けないと悩んでいる方も多いと思います。
私もボールペンで字を書くのが苦手です。
どうしてボールペンだとうまく書けないのか、その理由について調べたところ、以下5つの理由があることが分かりました。
- 正しい持ち方になっていない
- 自分に合ったボールペンを使っていない
- 姿勢が悪い
- ゆっくり書いていない
- 書き方が間違っている
今回はこの理由について詳しく紹介していきますね。
また、ボールペンを使った綺麗な字の書き方やコツについてもあわせて紹介しますので、うまく書けないと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
ボールペンでうまく書けない理由5選
ボールペンで字がうまく書けない理由はこちらです!
- 正しい持ち方になっていない
- 自分に合ったボールペンを使っていない
- 姿勢が悪い
- ゆっくり書いていない
- 書き方が間違っている
具体的にどういうことなのか、1つずつ詳しく紹介していきますね。
正しい持ち方になっていない
ボールペンは正しい持ち方をしないとうまく書けません。
ボールペンの先から3センチほどのところを親指、人差し指、中指の3本指で挟むようにして持ちましょう。
このとき、力を入れ過ぎないようにするのがコツです。
力を入れ過ぎると、手や指を自由に動かせず、滑らかな線が書けなくなってしまいます。
また、力を入れ過ぎるとインクが出すぎて線が太くなってしまったり、逆に力が弱すぎるとインクが十分に出ずに線が薄くなってしまうことがあるんです。
正しい持ち方を意識しすぎると、つい力んでしまうのですが、ボールペンは楽に持つようにしてくださいね。
自分に合ったボールペンを使っていない
ボールペンにはいくつか種類がありますが、よく使われるボールペンがこちらの3つです。
油性ボールペン | よく見かける実用的なボールペン。 耐水性に優れているため、書いた文字が消えにくい。 にじみが少なく、裏写りしにくい。 |
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水性ボールペン | あまり力を入れなくても濃くはっきりとした文字が書ける。 水に濡れるとにじんでしまうし、強い筆圧で書けない。 |
ゲルボールペン | 油性ボールペンの使いやすさと水性ボールペンの発色の良さを併せ持ったボールペン。 滑らかに書けて、乾燥が早いからにじみも少ない。 はっきりした文字が書ける。 |
他にも、ペン先の太さやグリップの形状など、ボールペンによって書き心地が大きく変わってきます。
自分に合ったボールペンを見つけることも、うまく書くためには大切なことです。
個人的には、ゲルボールペンが書きやすくておすすめです!
姿勢が悪い
姿勢が悪いと、筆圧が安定せず、字が乱れてしまいます。
背筋を伸ばし、机と椅子の高さを調整して、正しい姿勢で書きましょう。
座るときは肩の力を抜いて、前かがみにならないようにします。
ひじは90度に曲げて字を書きましょう。
ゆっくり書いていない
ボールペンで字をきれいに書くには、ゆっくりと丁寧に書くことが大切です。
早く書こうとすると、字が乱れたり、インクがうまく出なかったりします。
ゆっくり書いた方が筆圧もコントロールしやすいですし、字形も意識しやすくなりますよ。
最初はゆっくりと書き、慣れてきたら徐々にスピードを上げて、自分に合った速度を見つけると書きやすくなりますよ。
書き方が間違っている
基本的な字の書き方をマスターしていないと、ボールペンで字をうまく書くのは難しいです。
まずは正しい筆順で字を書きましょう。
筆順が間違っていると、字の形が崩れたり、書きにくくなったりします。
さらに、とめ・はね・はらいを意識して字を書くことで字にメリハリがつき、バランスよく字が書けるようになりますよ。
シャーペンや鉛筆と書き心地が違う理由
「ボールペンは、シャーペンや鉛筆に比べると書きにくい」と感じている方も多いと思います。
ボールペンはインクを紙に転写するため、一定の筆圧が必要になりますが、シャーペンや鉛筆は筆圧をあまり必要とせず、軽いタッチでも字を書くことが可能です。
ボールペンは筆圧の調整が必要なので、書きにくく感じることがあるんです。
また、ボールペンのインクは滑りやすいですよね。
シャーペンや鉛筆は紙の表面に摩擦を感じやすいことからコントロールしやすいのですが、ボールペンは思わず滑ってしまうことがあります。
このような特性から、ボールペンは書きにくいと感じる人が多いんです。
しかもボールペンで書いた字は、シャーペンや鉛筆のように消すことができないので、ボールペンで書くことがプレッシャーになって書きにくさを感じるパターンも人によってはあるかもしれないですね。
ボールペンを使った綺麗な字の書き方やコツ
ボールペンで綺麗に字を書きたいなら、
- 正しい持ち方になっていない
- 自分に合ったボールペンを使っていない
- 姿勢が悪い
- ゆっくり書いていない
- 書き方が間違っている
こちらのうまく書けない理由を意識して字を書くと、綺麗に書けるようになりますよ。
自分に合ったボールペンを使い、姿勢を正してボールペンを正しく持ちましょう。
実際に字を書くときは、以下3つのポイントを抑えながら書くと効果的です。
- 基本的な筆順を守る
- 筆圧をコントロールする
- 速度をコントロールする
まず、綺麗な字を書くためには、基本的な筆順を守ることがとても重要です。
筆順を間違えると、字形が崩れたり、書きにくくなったりします。
字を書くときは、筆圧をコントロールして「とめ・はね・はらい」を意識して書くと、字にメリハリが出て綺麗な字に見えますよ。
また、ボールペンは書く速度によって書き心地が大きく変わってきます。
最初はゆっくりと丁寧に書くことが大切です。
一筆一筆を丁寧に書くことで、字形が整い、美しい字になります。
ある程度慣れてきたら、徐々にスピードを上げていき、自分のペースで書けるように練習しましょう。
ボールペンで綺麗な字を書くためには、とにかく練習することが大切です。
今は様々な書き方の本や教材があるので、自分に合ったものを選んで練習すると効果的に練習ができます!
また、最近はインターネット上で字の書き方を練習できるサイトやアプリもたくさんありますし、通信講座も充実しています。
私もボールペンで字をうまく書きたいと思ったのですが、書道教室に通う時間がなかったので、通信講座で字の練習を始めることにしました。
ボールペン字講座なら、プロから添削を受けることができるので、字の上達が早いですよ。
ボールペンでうまく書けない理由まとめ
ボールペンで字がうまく書けない理由について紹介しました。
ボールペンで字を綺麗に書くためには、正しい持ち方や書き方、姿勢に加えて、ゆっくり書くことも意識することが大切です。
また、基本的な筆順を守り、「とめ・はね・はらい」を意識して書くことで字にメリハリがつき、バランスの取れた綺麗な字が書けるようになりますよ。
短期間で字が上手くなりたいなら、お金はかかりますがボールペン字講座を受けるのがおすすめですよ。
しっかり学べるうえにプロに添削してもらえるので、どんどん字が上手くなっていくのが分かって練習が楽しいんです!
逆に独学は費用は抑えられますが、時間をかけている割に成長スピードが遅いので、楽しくなくて長続きできませんでした。
私は自分の実体験から、独学はおすすめできません。
その理由は、以下の記事にまとめているのでよかったら読んでくださいね!
「ゆっくりでもいい。何年かかってもOK」という方は、独学でももちろんOKです♪
でも私のようにせっかちな方や早く上手くなりたい方には、ボールペン字講座がおすすめですよ。
癖字のコンプレックスから解放されるなら、安い買い物だと思います♪