字が上手くなる方法として、カタツムリを書くのが効果的だという噂があります。
私も子どもの頃にそのような噂を聞いたことがあるのですが、本当にカタツムリを書くだけで字が上手くなるのでしょうか?
カタツムリを一日100個かくと字が上手くなるらしい。 pic.twitter.com/YUyiDfY3Wv
— たかだ (@SDcivnxoe4L2jYU) September 13, 2018
カタツムリを書くだけで字が上手くなるなら良いなと思い、私も実際に50個書いてみたのですが、カタツムリを書くだけでは字が上手くなりませんでした。
でも、カタツムリは字を書く練習になるのは確かです!
特にひらがなの練習に効果的なんですよ♪
カタツムリは、なめらかな字を書くためのウォーミングアップとして考えると良さそうです。
具体的にどういうことなのか、今回は実体験をもとに「カタツムリで字が上手くなるのか」詳しく紹介していきたいと思います!
字が上手くなる方法はカタツムリを書くことって本当?
簡単に字が上手になれるコツはこれだけ!「カタツムリの体の中心からぐるぐる書いて⇒頭⇒ツノ⇒ツノ先の順番」ひらがなに多い曲線をなめらかに書くことを身に付けられるとのことが、きれいな、字が書けるんですって、ぜひお試しを! pic.twitter.com/Dazfuf1XWb
— 告白♡バレンタイン♡ (@love_valentine_) March 23, 2014
「カタツムリを書くと字が上手くなる」という噂がありますが、結論から言うと、カタツムリを書くだけでは字の上達はできません。
ただ、カタツムリは字を上手く書くための基礎が身につく効果はあると思います。
実際にカタツムリを書く練習をした人の口コミも調べましたが、
- 曲線の多い文字が書きやすくなった
- 字が全体的に丁寧になった気がする
このような効果を感じていることが分かりました。
そもそもなぜ字が上手くなる方法として「カタツムリを書くこと」が挙げられているのかというと、絵を見てもらっても分かる通り、カタツムリは曲線が多いですよね。
カタツムリを書くと、ひらがなを上手に書く練習になると言われているんです!
ひらがなは曲線がとても多い字です。
カタツムリを書くことで、
- 曲線の書き方
- とめ・はね・はらいの練習
- バランス感覚を養う
こちらの3つが鍛えられると言われています。
カタツムリの渦巻きを書くと、滑らかな曲線を書くための筆運びや手首の動きの練習になります。
また、カタツムリの頭や触覚を書くことで、今度はとめ・はね・はらいの基本的な筆法を練習することができるんです。
とめ・はね・はらいは、ひらがなの字形を美しく書くために、とても大事な要素です。
さらに、カタツムリの全体像をバランス良く書くことで、字全体のバランス感覚も養うことができると言われています。
ひらがなを書く場合も、字間や行間を意識することが大切なので、カタツムリを書く練習は、ひらがなを上手に書く練習につながっていくということなんです。
カタツムリ歪んだ…😭ぐるぐるが上手く書けなかったから悲しくてお絵描きした😭今日はカタツムリ描けるようになりました。ペン字練習帳で謎の成長。ひらがなのページは明日します🥺 pic.twitter.com/nKP9ZQ0gxl
— りんご (@ringoring0) July 18, 2021
実際、市販のペン字練習帳にもカタツムリを書く練習があるみたいですね!
やってみると分かるのですが、カタツムリを書くのは意外と難しいんです。。
カタツムリは曲線を上手に書く練習になると思うので、ひらがなを書くのが苦手な方はカタツムリをたくさん書いてみると良いかもしれないですね。
カタツムリを上手に書くコツ
では、具体的にどうやってカタツムリを書けばいいのか、カタツムリを上手に書くコツをお伝えします!
まず、正しい持ち方でないと綺麗な曲線を書くことができません。
ペンの先から3cmほどのところを、親指、人差し指、中指ではさむようにして持ちます。
力を入れず、楽に持つのがポイントです!
力が入っているとガタガタした曲線になってしまうので、力を入れ過ぎないように気を付けてくださいね。
次に、筆順を守って、カタツムリを書きましょう。
まず最初に渦巻きから書きますが、内側から外側に向かって書いていきます。
このとき、「等間隔」を意識して渦巻きを書くようにしてください。
次に「頭」→「つの」→「つの先」の順番で書いていきます。
これをひたすら繰り返していくと、手首がやわらかくなって、徐々にペンがスムーズに動かせるようになっていきますよ。
カタツムリでひらがなは上達するのか実際に50個書いてみた!
カタツムリを書いたらひらがなは上達するのか、実際にカタツムリを50個書いてみたので、その様子を写真とともにご紹介します!
練習前に「あいうえお」と書いておき、50個練習したあとに、字に変化が現れるのか確認するため、改めて「あいうえお」と書いています。
まずやってみた感覚としては、「曲線って書くのが難しい!」ということ。
渦巻きを綺麗に書くのが難しくて、等間隔で書こうと意識していたものの、思うように書けないことも多かったです。
肝心の字の上達についてですが、ビフォーアフターの「あいうえお」を見てもらうと分かる通り、特に変化は感じられませんでした。
むしろ練習に疲れたからなのか、アフターの字はちょっと雑になっています(笑)
カタツムリを書いたあとに字を書いてみて、カタツムリの練習と字の練習は別だと実感しました。
もしかしたら100個、200個とカタツムリを書けば、字が上手くなれるのかもしれません。
でもそこまでカタツムリを書き続けるのは大変ですし、私は50個書いても字の上達を実感できなかったので、カタツムリを書くことに時間を使うのなら、字を書く練習をたくさんした方が良いと感じました。
また、字はひらがなだけでなく、直線が多いカタカナや漢字もあるので、例えひらがなだけ上手く書けてもあまり意味がないですよね。
カタツムリだけ書いても限られた練習しかできないので、字の全ての要素をバランス良く向上させることは難しいんです。
字の上達で1番大事なことは、お手本となる字を見て模写することです。
正しい筆順や書き方を学ぶことで、それぞれの文字の特徴が理解できるので、自然と美しい字形が書けるようになりますよ。
また、少しずつでもいいので、継続して練習することが大切です!
独学でも練習は可能ですが、1人で練習を継続するのは意外と難しいんですよね。
私もまずは独学でやってみましたが、時間をかけている割に成長スピードが遅くて、楽しくないから途中でやめてしまいました。
それならお金はある程度かかってしまいますが、短期間で字の上達ができるボールペン字講座を受けるのがおすすめですよ。
ボールペン字講座なら添削も受けられるので、ぐんぐん字が上達していくのが分かって楽しく練習ができます!
字が上手くなる方法はカタツムリって本当?まとめ
カタツムリを書くことで、字を上手く書くための基礎が身につく効果はあると思います。
特に曲線が多いひらがなの練習には効果的です。
でも、残念ながらカタツムリの練習だけでは字が上手くなりません。
字が上手くなる最も効果的な方法は、お手本となる字を見て模写することです。
そして短期間で字が上手くなりたいなら、お金はかかりますがボールペン字講座を受けるのがおすすめですよ。
しっかり学べるうえにプロに添削してもらえるので、どんどん字が上手くなっていくのが分かって練習が楽しいんです!
楽しく学べると、継続もしやすいですよね♪
逆に独学は費用は抑えられますが、時間をかけている割に成長スピードが遅いので、楽しくなくて長続きできませんでした。
私は自分の実体験から、独学はおすすめできません。
その理由は、以下の記事にまとめているのでよかったら読んでくださいね!
「ゆっくりでもいい。何年かかってもOK」という方は、独学でももちろんOKです♪
でも私のようにせっかちな方や早く上手くなりたい方には、ボールペン字講座がおすすめですよ。
癖字のコンプレックスから解放されるなら、安い買い物だと思います♪